BOOK AID JAPAN

〜こどもの本でつなぐ こころ のつながりキャンペーン〜




 3月11日、日本中が立ち尽くしてしまうような大震災が起こり、もう半年が過ぎました。
寒い雪の舞う東北の気候も暑い夏の様子に変わりましたが、
テレビや新聞で目にする風景は、あの日と同じ瓦礫がそのままのところも沢山あります。

 なにも出来ず、ただ映像や語られる言葉に耳をかたむけるばかりの私ですが、
今も日常生活を取り戻せずにおられる方々のことを心に留め、
自分の日々の生活や考えを振りかえりながら半歩でも自分の出来ることを考える数ヶ月でした。

 春休み直前、子どもの本屋としてできることはないかと考えている時、
皆さんが大切に子どもと読まれて、
今は思いでのこもった大切なものとして保管されている子どもの本を誰かに買って頂き、
そのお金をまた本にして被災地の子ども達に届けようと思いたちました。

 幸いにあっという間に賛同してくださる方々がつながり、
店舗の無償提供、ポスターチラシの無償印刷、学校でのチラシ配布、
店番から、本の整理、お店の看板描き、ありとあろゆることに大きい手や小さい手が差し伸べられました。
感動しました。
困難を抱えている人たちに、何か出来ることはないかと真心溢れる思いがこんなにも沢山あったのかと!

 皆様にすぐにご報告とお礼をするべきところを、こんなに遅くなりましたことをお詫びいたします。

 私たち「BOOK AID JAPAN」としましては、
頂きました古書とその売り上げがきちんと落ち着き場所を見つけ、
お届けが出来てからやっと皆様のお気持ちを届けるという役目を果たすことができると思って
ご報告を今日まで延ばしてまいりました。

 8月になって、宮城県石巻市の小学校から、是非本が欲しいとの申し出を頂き、
やっとここにご報告できることになり、ホッとしています。

 どうか皆様の提供下さいました一冊の本、こころのこもった寄付金が、
子どもたちの気持ちに小さな灯火を点してくれるだろうと、忘れず憶えていてください。

 また、お名前もご住所も分からない多くの方々にも深くお礼申し上げます。

 子どもと本を繋ぐ。物語がきっと子どもの未来を支えてくれると信じています。

 皆様ほんとうにありがとうございました。

            2011.09.11.  BOOK AID JAPAN 事務局「こどもの広場」 横山真佐子


詳細につきましては、こちらのページをご覧ください。














あなたのお家にある、もう大切にしまわれているだけの子どもの本、
寄付してください。
大震災支援のための、ちいさな古書店を開きます。





東日本大震災でつらい、苦しい、哀しい思いをしている子どもたちに、
ほんとうに心の支えとなってくれるのは「本の世界」ではないかと思います。

しかし今、本を届けることも、読んであげることも、
私たちにはできません。

ですから、そんな気持ちで本をはさんで「わたしの気持ち」をお届けするために、
お家で大切に保管されていた子どもの本を、他の人に渡し、
その時、差し出されるお金を、
援助として支援に使ってもらおうと考えました。

あなたのお家にある、もう大切にしまわれているだけの子どもの本があれば、
ぜひ寄付してください。
絵本、よみもの、マンガでもOKです。

そして誰かが大切に読んでくれた本を買いに来てください。

あなたの一冊が誰かの手に渡り、
ほんの少しだけど被災地の子どもの役に立つことを願って。






<本の受付>


4月26日を持ちまして、古書の受付を終了させていただきました。
たくさんのご協力、ありがとうございました。



おかげさまで被災地へ贈るためのたくさんの本が集まりました。
本を受け付けてくださっている杉山亮さんの「絵本・児童書を被災地へ 走れトラック大作戦」も
たくさんのご好意に手一杯の状態のようです。

そこで、当初より早いですが、4月26日を持ちまして、
古書の受付を終了させていただきました。
ご協力ありがとうございました。
なお、26日までにお寄せいただいた古書は、
被災地へ本を届けることができる新たなルートが見つかり次第、
責任を持って被災地に届けさせていただきます。

みなさんの想いが被災地の子どもたちの力になり、
一日でも早く被災地のみなさんが当たり前の生活を送ることができるようになりますように。
たくさんのご協力、本当にありがとうございました。





<集まったものの今後の扱いについて>

≪本≫

古書店で残った本、古書店閉店以降にひろばに集められた本は、
杉山亮さんがやられている「絵本・児童書を被災地へ 走れトラック大作戦」へ、
全て送らせていただきます。
詳しくは杉山亮のなぞなぞ工房 ON THE WEBをご覧下さい。

第一便として、4月12日に69箱の本を、
第二便として、4月16日に11箱の本を送りました。
山梨県の小淵沢で一度集約されて、月末には被災地へ届けられます。
今後も一定数集まり次第、随時送らせていただきます。



≪収益金≫

義援金として大きな団体に寄付するのではなく、
これから再建されていく小学校、幼稚園、保育園の図書館など、
本として子どもたちに直接届く場所に寄付させていただきます。
詳細は追ってご報告いたします。




<売上報告>

チャリティ古書店無事に終了しました!!




売上   612,800円
募金   138,337円



4月1日(金)〜4月8日(金)まで、 唐戸商店街内、「ねこぜ」さんをお借りして、
被災地支援のための古書店を開きました。

みなさんのご協力のお陰でたくさんの本が集まり、
たくさんのボランティアスタッフさんに支えられ、
本当にたくさんのお客様に来ていただき、
たくさんのご寄付が集まりました。
本当にありがとうございました。




<古書店おかわり☆>

古書店の看板も書いてくださった、
イラストレーター・黒田征太郎さんの直筆イラストと、
表紙が手描きされた特別な版画集を
こどもの広場で販売します!
売り上げはもちろん、被災地のために全額寄付されます。
古書店開店中にお買い逃しになった方、今がチャンスです!!

黒田征太郎さん直筆イラスト
  チャリティ特別価格5,000円
※通常5万円で販売されているものです。

黒田征太郎さん版画集(表紙は直筆イラスト!)
  チャリティ特別価格2,500円


チャリティでもなかなかない価格になっております。
早い者勝ちですのでお早めに。




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