狐霊の檻



廣嶋玲子 作
マタジロウ 絵
小峰書店
\1500+税



2人の少女が出てきます。
ひとりは13才の千代。両親をなくしあるお屋敷に売られてきます。
目的はしめ縄の向こうに閉じ込められている8才くらいのそれは美しい少女の相手をすること。
少女の美しさははりつめた気高さと他者をはねつける冷ややかさがあり
千代はそれを痛々しいと思う。
しかし、この8才の少女。
富と権力を自分のものとしたい阿豪家に囚われとなった孤霊だった。
千代の命がけの救出がはじまる。読み出したら止まらない。



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