2018.3.



 旭が学校から大きな手提げ鞄を持って帰ってきた。「二年生の思い出」と書かれ た鞄の中にはこの一年間の授業で制作した水彩画や版画、日曜参観で作った折り 紙の他に「しものせき ふくがおいしい たべたいな」といったフクのイラスト 付き俳句など、様々な作品が入っていた。特に私が目を引いたのは夏の読書感想 文で、「カレー男がやってきた」について上手に書いていた。我が子の成長ぶりが 窺え嬉しくもあり、親バカ心がつい顔を覗かせてしまって申し訳ないのですが、 この場を借りて掲載させて下さい。 カレー男は、だれかがいえでカレーをつくって、たべごろになると出てきます。 カレー男は、もとめているあじをさがしてたびをしています。本の中ででてくる カレーは海せんカレーや、やさいカレーや、キムチカレーや、えんどうまめいり オムライスカレーでした。

 ぼくは海せんカレーが一ばんおいしそうだとおもったけど、カレー男はまんぞ くしませんでした。ぼくは、どんなカレーをつくったら、カレー男がよろこぶか かんがえました。にんじんをほしの形にくりぬいたり、じゃがいもを魚の形にく りぬいて海のいきものみたいにもりつけたカレーや、かくしあじにナシをいれた カレーをつくったらカレー男がきてよろこんでくれるかなとおもいました。カレ ー男がおいしいカレーをたべたときにくれる「しゃべるバッチ」がぼくもほしい ので、こんどはほんとうにカレーをつくってみたいとおもいます。おとうさんに そうだんしたら「こんどおかあさんがびっくりするようなおいしいカレーをいっ しょにつくろうね。」と言われました。

 いっしょうけんめい考えて、おいしいカレーをつくれたら、ほんとうにカレー 男に会えるかも知れません。たのしみです。

 おとうさんもカレー男に会ってみたい!だから一緒にカレーを作ろうね旭!
昇より


















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