2015.01.



 インフルエンザが流行っていますね。
保育園の掲示板には日を追うごとにお休みのお子さんの数が増えています。
幸い我が家はこれまで無事に済んでいますが、罹ってしまったご家庭は大変なことでしょう。
40度近い高熱が出て、熱が下がっても感染の可能性があるため5日間は外出できない。
予防接種や手洗い、うがいをきちんとしても罹るものは罹る。
共働きの夫婦なら大概母親が休みを取り看病にあたる。
やっかいなのは看病した親にうつってしまったとき。
自分とは反対に元気になった子供の世話をするのが大変。
臥せってても家事はしなくちゃならない。
言わないと動いてくれない旦那に話すのが面倒だから結局自分でするんだけど、気の利かない旦那への不満が溜まってしまうから、うかうか病気一つできない。
なんてことを耳にしました。

 寒気がしたので直ぐに家に帰り「インフルエンザで園が大変だよ」とママに報告しました。
私たちが病気になって本当に困ったら実家に預かってもらえるからまだ助かるけど、そうじゃない家庭は大変だろうねとか、子どもがたくさんいるところにはなるべく行かないようしようねと相談しつつ、子どもが病気になったらどうして欲しいと聞いてみると

「そうね。自分の事は自分でして欲しいかな。
 いちいち聞かれるのがうっとうしいんよね。
 日常生活で気にかけてれば判るはずなのにと思っちゃう。
 つまり、子どもと言うよりは私に気を使ってくれると嬉しいかな。」

一気にまくし立てて話すので悪寒が走った。
いや胸騒ぎがしたので

「俺、そんなに気が利かない?」

とオカン(ママ)にお伺いをたてると、

「パパはやってくれてる方だと思う。」

 だと思う…が気になりましたが少なくとも「残念な夫」ではないらしい。
その時、TVを見ていた旭が「あっ!パパ」と言った。
映っていたのは俳優の向井理でした。
少なくともこの子は気が利いているなと胸をなでおろす小心者の父がいるのでした。
昇より

















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