2014.03.



 旭が4歳になりました。
母子手帳をめくると出生時の身長は49,5cm体重2830g、
今は身長96,4cm体重17,4kg。
この4年で身長は2倍になりました。大きくなったなあと実感しています。
3月3日の誕生日は大好きなイチゴがたくさんのったケーキにローソクを4本立て、一緒にハッピーバースデーを歌いお祝いしました。
誕生日おめでとうと伝えると「あっ君もうすぐ5歳だよ」って!
ズッコケますよね。

 子供の成長は頼もしくもあるのですが、最近の旭は自己主張が強くなり中々言うことをきかないことも増えました。
一番困っていることは食事ですね。
この日は事前に旭の要望を聞き、作ったものが食卓に並んだのですが、席に着いた途端
「あっくんこれ食べれんのよ」
「食べられるものから食べなさい」
「やっぱりちゅるちゅる(麺)が食べたかった」
「さっきはいらんって言ったやないかね!」
旭の気分に付き合いながらも幾分振り回されている私たちをよそに、旭はTVを見ています。
箸が進まないので「早く食べなさい」と叱ると「わかっとるっちゃ!」
ママはご飯の時間を大切にしています。
大事な家族の食卓の時間なのに、愛情込めて作った料理に中々手をつけない態度が許せません。
段々目がつりあがってきました。
それがわかっている私は旭をせかすのですが、それがマズかった。
「あっくんゆっくりやないと食べれんのやけ!」と旭は泣き出し、
恨めしげに涙顔でこっちを見るので火に油を注ぐような展開に…
とうとうママの堪忍袋の緒が切れました。
「もう勝手にしなさい! ママはもう作らんからね! 今度からは自分たちで勝手に作って食べなさい!」
観念したのか、ここまできてようやく食べ始めます。
どうしたものかと二人して話し合ってはいるのですが・・・。

 次の日の朝、登園中に前から車がきたので旭の手をとり歩道脇によけると、旭がポツリと「昨日はごめんね。」と謝ってきました。
パパも悪かったねと言うと「最初はあっくんが悪かった」と言いました。
ジッと見上げる我が子に「じゃあ帰ったらママにごめんねと言おうね」と伝えるとこっくり頷きます。

 軒先に咲く木蓮の白さが眩しく映りました。
昇より

















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