2012.09.



 お食事中の方には申し訳ないが今回はウンチ、旭のトイレトレーニングの話です。
この日は長府の「ムシランド」へ行き、旭が初めてカブトムシを持った日で、夕食の時にママと喜んでその話をしていた。
すると旭が「ウンチ、トイレに行くの」と言い出した。
いつもはパンツタイプのおむつを履き、部屋の片隅で顔を真赤にして震えながら気張るのが彼のスタイルなのだが、突然そんなことを言い出すので驚いた。

 事が事だけにとにかくトイレに行き、事前に購入しておいた幼児用の便座を便器に装着して旭を座らせて、三人で時が来るのを待つ。
旭は私たちに見られているのが嬉しいのか、初めて便器にまたがるから嬉しいのか定かではないが上機嫌で、柱に飾ってある日田の鈴やトイレの機器を何度も触っている。
が肝心のモノがなかなか出てこない。蒸し暑いトイレに三人もいるとじっとりとした汗が噴き出すから、たまったものではない(カレはたまっている)。
飲み物を取りに台所へ行くと「うんちさーん、出ておいでぇ」と、旭の声が聞こえたので思はず噴き出した。

 ついにその時がきた。
ポチャンとかすかに水をはねる音が聞こえると、旭が「でたぁ」とニッコリ笑った。
夫婦して便器に覗き込む。
そこには、大きくも長くもない小指の先のような小さなウンチが浮かんでいた。
私にはそのウンチが心なしか笑っているように見えて思わず「カワイイ」と言ってしまった。
トイレットペーパーでお尻を拭き、水で流して「よくできました。」と褒めてあげると、旭は嬉しそうに「フウくんと一緒」と言ったので、ママが「そういうことかぁ」と話してくれた。

 旭はお盆の三が日に親戚のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちと一緒に過ごした。
おもちゃを横取りして怒られたり、口からカニのように泡を出して逃げ回ったり、テンション高く遊びまわったりする生活の中で、同じ年のフウ君がトイレトレーニングをしているのを見ていたんだろうと・・・だからそうしたかったんだね。
二人して旭の成長ぶりに目を細めた一夜でした。

 8月19日は、我が家のウンチ記念日です。
昇より



















一つ前のページに戻る TOPに戻る